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芥川賞直木賞秘話

出版社名 青志社
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-86590-097-2
4-86590-097-7
税込価格 1,540円
頁数・縦 204P 19cm

商品内容

要旨

一夜にして有名になり人生が変わる、それが芥川賞、直木賞。門外不出、“極秘扱い”の人間模様が初めて公開された。これは日本の文学史における一級の資料、ドラマである。

目次

1 候補作品がそろうまで
2 選考委員会前後
3 なぜこのような受賞作になったか
4 一夜にして有名人になり、人生が変わる
5 話題の受賞者、受賞作
6 受賞式の表裏

出版社・メーカーコメント

一夜にして有名になり人生が変わる!それが芥川賞、直木賞これは日本の文学史における一級の資料、ドラマである門外不出極秘扱いの人間模様が初めて公開された誰もが知っている賞の、誰もが知らない話これは芥川賞・直木賞に係った作家たちと一人の編集者のものがたり。登場する主な作家たち、その明暗社内選考委員会 資格と長さが問題 選考委員会 受賞を断った二人 選考会場は新喜楽 委員の辞表届四通 人間が描かれているか 推理小説・SFの悲運 女性作家の時代 授賞決定の電話 金原ひとみ 綿矢りさ 又吉直樹 増刷の効果 受賞作の本作り 記者会見場の唐十郎 大江健三郎 中上健次 受賞作担当の編集者の胸の内 他「芥川龍之介賞・直木三十五賞は世界でも例のない、歴史を持つ文学賞です。ここまでになったのも、ひとえに厳正な審査をしているからです。その選考は、どのように行われているか。賞の運営と進行は、いかに行われるか。私は、すべてを書きました」元 文藝春秋・文藝誌編集長 高橋一清

著者紹介

高橋 一清 (タカハシ カズキヨ)  
昭和19(1944)年、島根県益田市に生まれる。同42(1967)年、早稲田大学第一文学部文学科国文学専修卒業、株式会社文藝春秋に入社。平成2(1990)年より「別册文藝春秋」編集長、同6(1994)年からは「文春文庫」部長、同8(1996)年より日本文学振興会事務局長、翌9年に理事として同財団の運営に当たる。同12(2000)年、「私たちが生きた20世紀」特別編集長。以後、「文藝春秋臨時増刊」編集長を定年退社まで務めた。同17(2005)年4月より同31(2019)年3月まで松江観光文化プロデューサー。現在、「湖都松江」編集を担当、「松江文学学校」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)