• 本

いくさの底

角川文庫 こ36−3

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-04-108399-4
4-04-108399-0
税込価格 968円
頁数・縦 228P 15cm

商品内容

要旨

「そうです。賀川少尉を殺したのはわたしです」第2次世界大戦中のビルマ北部。日本軍警備隊が駐屯することになったある山村で、ひとりの将校が殺害される。村人には死を伏せたまま、連隊本部から副官が派遣され事態収拾にあたるが、第2の殺人が起きてしまう。通訳を務める商社員依井の視点から描かれる正体不明の殺人者と協力者とは。第71回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞作!重厚繊細に描かれた戦争ミステリの名作!

おすすめコメント

第71回「毎日出版文化賞」「日本推理作家協会賞」(長編部門)W受賞作!第二次大戦末期、日本軍が駐屯するミャンマーの村に起きた殺人事件、さらに第二の殺人が起き…。衝撃的な告白から始まる驚天動地のミステリ。毎日出版文化賞と日本推理作家協会賞W受賞の戦争小説の金字塔。

著者紹介

古処 誠二 (コドコロ セイジ)  
1970年福岡県生まれ。2000年4月『UNKNOWN』で第14回メフィスト賞を受賞しデビュー。10年第3回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞。『いくさの底』で17年第71回毎日出版文化賞、翌年第71回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)