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ガロア 天才数学者の生涯

角川ソフィア文庫 K134−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-04-400551-1
4-04-400551-6
税込価格 990円
頁数・縦 309P 15cm

商品内容

要旨

10代にして巨大な理論を打ち立て、後の数学界に大きな影響を与えたガロア。しかし、20歳で、決闘による謎の死を遂げる。革命前後の騒乱のパリで、斬新な概念を生みだしながら、政治活動にも没頭。収監までされた一方で、恋にも身を焦がした。現代数学の最先端で活躍する著者が、さまざまな文献やパリでの現地取材をもとに、熱情と焦燥に彩られた天才数学者の激動の生涯を追う。ガロアが残した幻の著作の序文も全文掲載。

目次

第1章 少年時代
第2章 数学との出会い
第3章 数学史的背景
第4章 デビューと挫折
第5章 一八三〇年―革命と放校
第6章 一八三一年―獄舎の中で
第7章 一八三二年

おすすめコメント

数学界を揺るがす理論を打ち立て、20歳で世を去った数学者の激動の生涯天才という言葉も陳腐なほど巨大な業績を残したガロア。数学の世界を切り拓く構想を抱えながら、決闘という謎の死でわずか20年で生涯を閉じた。19世紀パリの空気感とともにその一生を鮮やかに描く。

著者紹介

加藤 文元 (カトウ フミハル)  
1968年、宮城県生まれ。97年、京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻博士後期課程修了。九州大学大学院助手、京都大学大学院准教授、熊本大学教授などを経て、東京工業大学理学院数学系教授。この間、ドイツのマックス・プランク研究所研究員、フランスのレンヌ大学やパリ第6大学の客員教授なども歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)