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史伝後鳥羽院 新装版

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-642-08376-8
4-642-08376-6
税込価格 2,860円
頁数・縦 259P 20cm
シリーズ名 史伝後鳥羽院

商品内容

要旨

異例の幸運によって帝位につき、天衣無縫の活動をしながら、一転して絶海の孤島に生を閉じた後鳥羽院の生涯を描き出す。和歌の才能など多芸多能な側面にもふれ、その生き生きとした人間像に迫った名著を新装復刊。

目次

起の巻(棺を蓋いて事定まらず
運命の四の宮
幼帝と権臣
十代の太上天皇)
承の巻(和歌への出発
『新古今集』成る
秀歌と秘曲
狂連歌と院近臣
鞠を蹴り武技を練り
習礼と歌論)
転の巻(北条殿か北条丸か
はこやの山の影
治天の君の苦悩
内裏再建の強行と抵抗
敗者の運命)
結の巻(『遠島御百首』の世界
人それぞれの戦後
歌道・仏道三昧の晩年
氏王のこと)

著者紹介

目崎 徳衛 (メザキ トクエ)  
1921年新潟県生れ。1945年東京大学文学部国史学科卒業。文部省教科書調査官、聖心女子大学教授等を歴任、文学博士(東京大学)。2000年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)