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デジタルアーカイブの理論と政策 デジタル文化資源の活用に向けて

出版社名 勁草書房
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-326-00048-7
4-326-00048-1
税込価格 3,300円
頁数・縦 249,6P 22cm

商品内容

要旨

デジタルアーカイブ構築・利用のための基本的考え方と、今後の政策形成の方向性を論じた初めての本格的理論書。デジタルアーカイブの核となるデジタル文化資源の特性と活用、電子書籍/電子図書館とデジタルアーカイブの関係性を論じつつ、我が国のデジタルアーカイブ発展を支える理論と政策について論究する。

目次

第1部 「デジタル文化資源」の発見(我が国における文化・知的情報資源政策形成に向けての基礎的考察
デジタル文化資源構築の意義
デジタル文化資源の可能性)
第2部 電子書籍/電子図書館からデジタルアーカイブへ(我が国の電子書籍流通における出版界の動向と政府の役割―現状と今後の課題
電子書籍と公共図書館―デジタルアーカイブという可能性
デジタルライブラリー論再考―その系譜と文脈
対概念の関係について)
第3部 デジタルアーカイブの理論化と政策化に向けて(デジタルアーカイブとは何か―その要件を考える
公共政策としてのデジタルアーカイブ)

おすすめコメント

デジタルアーカイブとは何か。またそれにより何が可能となるのか。デジタルアーカイブの基礎理論と今後の政策形成の方向性を論じる。

著者紹介

柳 与志夫 (ヤナギ ヨシオ)  
1954年大阪府生まれ。1979年慶應義塾大学卒業。同年国立国会図書館入館。2004年9月から2008年3月まで千代田区へ出向、教育委員会事務局図書文化財課長兼千代田図書館長、国立国会図書館電子情報部司書監等を経て、東京大学大学院情報学環特任教授。専攻、図書館経営論、文化情報資源政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)