中世仏教絵画の図像誌 経説絵巻・六道絵・九相図
出版社名 | 吉川弘文館 |
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出版年月 | 2020年2月 |
ISBNコード |
978-4-642-01663-6
(4-642-01663-5) |
税込価格 | 9,350円 |
頁数・縦 | 461,15P 図版16P 22cm |
商品内容
要旨 |
日本美術史は、仏教との関係を看過して語りえない。漢訳仏典を淵源とする図像が絵巻や掛幅に広く用いられ、時に、世俗の文学や伝承とも結びついて多義的な意味と霊性を獲得した。因果応報観に基づく絵巻、六道輪廻と救済を説く六道絵、朽ちてゆく死体を描く九相図など、中世日本における闇の表象を取り上げ、各々の図像成立と受容の歴史に迫る。 |
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目次 |
序 日本中世の絵画と経説 |