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台湾研究入門

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-13-036277-1
4-13-036277-1
税込価格 4,290円
頁数・縦 365,30P 19cm

商品内容

要旨

重層的な移民が作り上げた活気に満ちた社会、その政治・経済・社会・文化・歴史などあらゆる角度から第一線の研究者が迫る。台湾への新たなる誘い。

目次

1 日本の植民地統治が台湾社会に与えたインパクト(統治構造―清朝から台湾総督府へ、国家・社会関係の転換
台湾法制―同化と差別の根底にあったもの ほか)
2 「中国」との距離(中華民国憲法
国籍と戸籍から見る中華民国台湾の境界 ほか)
3 台湾の民主化以降の社会・文化(台湾人アイデンティティ
多文化主義 ほか)
4 台湾の学界から見た日本の台湾研究(「台湾史」と「日本史」の交錯
台湾における「若林台湾学」の受容)
5 台湾研究序説のために(「台湾という来歴」を求めて―方法的「帝国」主義試論)

著者紹介

若林 正丈 (ワカバヤシ マサヒロ)  
早稲田大学政治経済学術院教授/東京大学名誉教授。専攻分野:台湾地域研究
家永 真幸 (イエナガ マサキ)  
東京女子大学現代教養学部准教授。専攻分野:中国政治外交史、台湾政治、国際文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)