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がん治療新時代の指針 ネオアンチゲン、ゲノム解析、免疫チェックポイント

改訂版

一歩先の医学シリーズ

出版社名 CVA出版企画
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-905937-28-9
4-905937-28-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 149P 21cm
シリーズ名 がんのプレシジョン免疫学

商品内容

要旨

がんの種類は患者の数だけ存在する。次々に解明されるがんの特性、弱点、メカニズムをわかりやすいイラストで解説。標準治療ではどうすることもできなかった難治性がんに対して、一人一人の患者のプライベートワクチン、最適化治療が切れ味鋭く攻撃して駆逐する。

目次

第1章 プレシジョン・ステップ(1)最適化の前にまず知っておくこと(樹状細胞の元気を回復する
リンパ節の異常は免疫が戦う準備に入ったことを意味する ほか)
第2章 プレシジョン・ステップ(2)がんを知り、がんを駆逐する戦略(樹状細胞の治す力を再教育する
チームT細胞のがん撃退能力を上げる ほか)
第3章 プレシジョン・ステップ(3)がんの悪巧み、策略を全て取り除く(抗PD‐1抗体ががん治療を変えた!
がんが悪用する免疫チェックポイント ほか)
第4章 プレシジョン・ステップ(4)がんの壁を破壊し、がんの力を削ぎ、がんを叩く(がん治療はここまで進化した
がんの分厚い壁が一番の障害 ほか)
第5章 プレシジョン免疫治療の成果―ある朝、がんがすっきり消えていた(卵巣がん(漿液性嚢胞腺がん)
下部食道腺がん ほか)

著者紹介

星野 泰三 (ホシノ タイゾウ)  
医学博士。1988年、東京医科大学卒業。東京医科大学大学院で腫瘍免疫を研究。1994年、「がん化学療法による骨髄抑制の克服」で医学博士号を取得。その後、米国国立衛生研究所(NIH)血液内科でフェローシップを受け、米国血液学会ワークショップに従事。1996年帰国後、2002年、プルミエールクリニックならびに中央研究所を設立。同クリニック院長就任。2010年、未来研究所を設立。2015年、2つの研究所をAstron Instituteとして統合し、特定細胞培養加工物製造事業者として厚生局より認定を受ける
吉田 朋子 (ヨシダ トモコ)  
2001年東京医科歯科大学医学部保険衛生学科検査技術学専攻卒業。卒業後、東京医科歯科大学眼科学教室、東京医科歯科大学寄付講座ナノメディスン(DNP)において眼免疫、血管再生研究に従事。2008年にInternational Vascular Biology Meeting Travel Awardを、2009年にWorld Congress on Inflammation,IAIS Poster Awardを受賞。2010年、「ヒト大網由来最小血管内皮細胞を用いた血管構築」の研究で博士(学術)を取得。また、2010年よりプルミエールクリニック付属未来研究所部長に就任し、2015年プルミエールクリニック付属研究所Astron Institute所長に就任。同年10月にプルミエールクリニック付属研究所Astron Instituteが再生医療等の安全性の確保等に関する法律の規定により細胞培養加工施設として許可を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)