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誰にでも、言えなかったことがある

祥伝社文庫 や20−1

出版社名 祥伝社
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-396-34611-9
4-396-34611-5
税込価格 682円
頁数・縦 233P 16cm

商品内容

要旨

育ての親だった祖母の入水自殺、父親の再婚相手から受けた虐待。実の母親を頼って上京するも、すでに私の居場所はどこにもなかった。自身も離婚し、再婚した夫も介護の末、癌で亡くした。傷だらけで、好んで振り返りたい人生ではなかった。それでも、今は自分なりに精一杯生きて来た日々を愛しく思う―。江戸川乱歩賞作家による自伝的エッセイの文庫化。

目次

1 忘れられた子供(父の花嫁
罌粟の咲く家
座敷童子が出て行った ほか)
2 「血」はやっかいなもの(血の繋がりってなんだろう―父のこと
血の繋がりってなんだろう―母のこと
勉強嫌いのツケは必ず回ってくる ほか)
3 事件はまだまだ起きる(認知症のはじまり
母を施設へ
一人暮らしが鍵をなくすと ほか)

著者紹介

山崎 洋子 (ヤマザキ ヨウコ)  
1947年京都府宮津市生まれ。1986年『花園の迷宮』(講談社)で第三二回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。横浜を舞台にした作品を多く手掛け、ノンフィクションなど活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)