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先進事例で学ぶ地域経済論×中小企業論

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-623-08787-7
4-623-08787-5
税込価格 3,080円
頁数・縦 297P 21cm

商品内容

要旨

地域と中小企業の重要性が叫ばれているいまだからこそ、地域経済論と中小企業論を統合的・発展的に学ぶ意義は大きい。本書では先進的な10の事例を分析するとともに、基礎理論の紹介、さらには専門的な領域に踏み込んだ試論も提示している。

目次

地域経済論と中小企業論―統合的発展的な学習に向けて
第1部 グローバル経済下の産業集積と中小企業(北海道十勝地方における食関連の産業集積
岩手県盛岡・水沢の南部鉄器産地 ほか)
第2部 中小企業ネットワークの多様性と地域経済(横浜市金沢産業団地発祥のコマ大戦―中小企業のイノベーション・ネットワーク
墨田区の印刷業―小規模企業・ファミリービジネスの事業承継と新事業転換 ほか)
第3部 産業クラスターと地域イノベーションシステム(長野県飯田・下伊那地域がめざす航空宇宙産業クラスター
静岡県浜松の地域イノベーションシステム)
第4部 アントレプレナーシップと地域プラットフォーム(ハワイの移住企業家コミュニティ
神奈川県鎌倉におけるアントレプレナーシップ促進の地域プラットフォーム)
地域政策と中小企業政策―基礎自治体の地域産業政策

著者紹介

長山 宗広 (ナガヤマ ムネヒロ)  
1970年生まれ。1992年中央大学法学部卒業。同年より全国信用金庫連合会(現、信金中央金庫)入会。外国業務部、広島支店を経て、1997年〜2007年の約10年間、総合研究所に在籍(主任研究員)。この間、中小企業総合研究機構出向、産業企業調査、中小企業経営改善支援・地域振興支援を担当。中小企業診断士資格取得。2007年より駒澤大学経済学部准教授。2007年横浜国立大学大学院環境情報学府博士後期課程単位取得満期退学。博士(経営学、中央大学)。2014年在外研究(上海対外経済貿易大学客員教授)。現在、駒澤大学経済学部教授、駒澤大学現代応用経済学科ラボラトリ所長。日本中小企業学会理事、日本地域経済学会理事。主著:『日本的スピンオフ・ベンチャー創出論―新しい産業集積と実践コミュニティを事例とする実証研究』同友館、2012年(平成24年度中小企業研究奨励賞本賞受賞/平成24年度日本経営学会賞受賞)。『産業クラスターと地域活性化―地域・中小企業・金融のイノベーション』(共著)同友館、2004年(平成17年度中小企業研究奨励賞準章受賞:経済部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)