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吉原妖鬼談

二見サラ文庫 す1−2

出版社名 二見書房
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-576-20033-0
4-576-20033-X
税込価格 715円
頁数・縦 237P 15cm

商品内容

要旨

生者も亡者もすべて見える「トワズ」の血を濃く受け継いだ手習い所の師匠・六助。生真面目だけが取り柄の童顔晩生で妖怪変化の類は大の苦手、そんな六助が吉原で花魁の足抜けを助けている遼天に見込まれ、彼らの仲間に加わることに。大見世の花魁・銀華に心ときめいたり、小見世の女郎・茜に揶揄われたりしながらも、次第に自分の異能を受け入れていく六助。だが銀華の部屋替え先が化け物の巣喰う廓とわかり…。

おすすめコメント

「見える」体質の六助は亡霊に絡まれたところを八卦見の遼天に助けられ、吉原の郭・瑞雲楼の異変を探る手伝いをすることに…。

著者紹介

須垣 りつ (スガキ リツ)  
第2回招き猫文庫時代小説新人賞優秀賞受賞。『吉原妖鬼談』は2016年の上記受賞作に、加筆修正したもの(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)