椿井文書 日本最大級の偽文書
中公新書 2584
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2020年3月 |
ISBNコード |
978-4-12-102584-5
(4-12-102584-9) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 257P 18cm |
商品内容
要旨 |
中世の地図、失われた大伽藍や城の絵図、合戦に参陣した武将のリスト、家系図…。これらは貴重な史料であり、学校教材や市町村史にも活用されてきた。しかし、もしそれが後世の偽文書だったら?しかも、たった一人の人物によって創られたものだとしたら―。椿井政隆(一七七〇〜一八三七)が創り、近畿一円に流布し、現在も影響を与え続ける数百点にも及ぶ偽文書。その全貌に迫る衝撃の一冊。 |
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目次 |
第1章 椿井文書とは何か |
おすすめコメント
中世の荘園を描いた地図、失われた大伽藍や城の絵図、合戦に参陣した武将の名簿、家系図……。これらは地域の歴史を知るうえで貴重な史料であり、市町村史や学校教材にも活用されてきた。しかしもしそれが後世の偽文書だったら? しかもたった一人の人物によって創られたものだとしたら?本書は、椿井政隆(一七七〇〜一八三七)が創作し、近畿一円に流布して、今に至るまで影響を与えつづける、数百点に及ぶ偽文書の全貌を解明する試みである。