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日本史からの問い 比較革命史への道

出版社名 白水社
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-560-09745-8
4-560-09745-3
税込価格 2,750円
頁数・縦 252P 20cm

商品内容

要旨

1968駒場から歴史認識論争を経て、比較革命史へと至る維新史家の遍歴を辿る。

目次

1 世界の中の明治維新(維新への旅―現代世界から維新の日本へ
明治維新―通説の修正から革命の世界比較へ
攘夷論はなぜ開国策に変わったのか
十九世紀グローバル化への対応―中・日・韓三国の分岐)
2 「歴史認識」への省察(アメリカは小さい国である―近代日本の知の「慣習」を脱するために
『坂の上の雲』の在りか―『大人のための近現代史 一九世紀編』編集後記
日中韓の歴史認識問題―東アジアの平和の阻害要因にどう対処するか)
3 啓発と模索の軌跡(一九六八年駒場―東大入学と大学紛争
並木頼寿さんの思い出
佐藤誠三郎先生語録
インド滞在記
中学野球部の回想)
歴史家が歴史に出会うとき―あとがきに代えて

おすすめコメント

「歴史家」はいかに生まれるのか。1968年駒場から歴史認識論争を経て、比較革命史へと至る維新史家の遍歴を辿る。

著者紹介

三谷 博 (ミタニ ヒロシ)  
1950年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。文学博士。東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、跡見学園女子大学文学部教授、東京大学名誉教授。著書に『明治維新とナショナリズム』(山川出版社、サントリー学芸賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)