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ロールズ政治哲学史講義 1

岩波現代文庫 学術 420

出版社名 岩波書店
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-00-600420-0
4-00-600420-6
税込価格 2,068円
頁数・縦 499P 15cm
シリーズ名 ロールズ政治哲学史講義

商品内容

要旨

『正義論』を主著とするロールズが、ハーバード大学で三十年にわたり行った「近代政治哲学」講座の講義録。自らの“公正としての正義”という構想に照らし、「範例」とみなす八人の理論家を論じる。第一巻では、社会契約論を代表する理論家(ホッブズ・ロック・ルソー)と功利主義の理論家ヒュームを取り上げる。

目次

序論―政治哲学についての見解
ホッブズ(ホッブズの世俗的道徳主義と社会契約の役割
人間本性と自然状態
実践的推論についてのホッブズの説明
主権者の役割と権力
ホッブズ索引)
ロック(ロックの自然法の教義
正統な体制に関するロックの解釈
所有権と階級国家)
ヒューム(「原初契約について」
効用、正義、そして賢明な観察者)
ルソー(社会契約―その問題
社会契約―諸仮定と一般意志(一)
一般意志(二)と安定性の問題)

著者紹介

ロールズ,ジョン (ロールズ,ジョン)   Rawls,John
1921‐2002年、元ハーバード大学教授
フリーマン,サミュエル (フリーマン,サミュエル)   Freeman,Samuel
ペンシルベニア大学教授
齋藤 純一 (サイトウ ジュンイチ)  
1958年生。早稲田大学政治経済学術院教授
佐藤 正志 (サトウ セイシ)  
1948年生。早稲田大学名誉教授
山岡 龍一 (ヤマオカ リュウイチ)  
1963年生。放送大学教授
谷澤 正嗣 (ヤザワ マサシ)  
1967年生。早稲田大学政治経済学術院准教授
〓山 裕二 (タカヤマ ユウジ)  
1979年生。明治大学政治経済学部准教授
小田川 大典 (オダガワ ダイスケ)  
1967年生。岡山大学社会文化科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)