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日本演劇思想史講義

出版社名 論創社
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-8460-1892-4
4-8460-1892-X
税込価格 2,750円
頁数・縦 307P 21cm

商品内容

要旨

日本演劇の特質とは何か。世界演劇のなかの日本演劇をどう位置づけるのか。近代演劇から現代演劇へいかに転生されてきたのか。古代から現代までの演劇史を通観しながら、その社会的背景や思想の変遷を考察する!

目次

第1部 古代から伝統演劇の成立(日本演劇の始まり
能・狂言はどういう演劇だったのか ほか)
第2部 近代演劇の格闘(近代国家と演劇改良運動
演劇の実験―小山内薫と築地小劇場 ほか)
第3部 戦後演劇の葛藤(戦後演劇―木下順二と千田是也
新劇からの過渡期―安部公房、三島由紀夫 ほか)
第4部 現代演劇と演劇革命(現代演劇史を再考する(一九六七〜二〇一八)
アングラ・小劇場運動の勃興と限界1(一九六七〜六九) ほか)
第5部 二一世紀の演劇へ(演劇界の分極化(二〇〇三〜一一)
危機の時代の演劇(二〇一二〜一八))

著者紹介

西堂 行人 (ニシドウ コウジン)  
演劇評論家。国際演劇評論家協会(AICT)日本センター元会長(2006〜2012)。日韓演劇交流センター副会長(2003年〜現在)。1954年10月東京生まれ。早稲田大学文学部(演劇専修)卒。同大学院中退。60年代以降の現代演劇を中心テーマに、アングラ・小劇場ムーブメントを理論化する。80年代末から世界演劇にも視野を広げ、韓国演劇及びドイツの劇作家ハイナー・ミュラーの研究。90年代以降は大学で教育に関わる。「世界演劇講座」を2006年から開講。2014年より伊丹アイホールにて継続。劇評講座、シンポジウム企画も多数。2016年3月まで近畿大学文芸学部教授。2017年4月から、明治学院大学文学部芸術学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)