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陸海の交錯 明朝の興亡

岩波新書 新赤版 1807 シリーズ中国の歴史 4

出版社名 岩波書店
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-00-431807-1
4-00-431807-6
税込価格 1,056円
頁数・縦 229,22P 18cm

商品内容

要旨

中華と夷狄の抗争、華北と江南の対立、草原と海洋の相克―明の時代とは、このような混沌とした状況に対する解答であった。第4巻は、一四世紀の元末から清が台頭する一七世紀まで、三〇〇年にわたる明の興亡を描く。中国社会の多元性・多様性に対して、一元化・画一化の力学がどのように働いたのか、その顛末がここにある。

目次

第1章 明初体制の成立
第2章 明帝国の国際環境
第3章 動揺する中華
第4章 北虜南倭の世紀
第5章 爛熟と衰勢の明帝国
第6章 明から清へ

おすすめコメント

中華と夷狄の抗争、華北と江南の対立、草原と海洋の相克――明の時代とは、このような混沌とした状況に対する解答であった。第四巻は、一四世紀の元末から清が台頭する一七世紀まで、三〇〇年にわたる明の興亡を描く。中国社会の多元性・多様性に対して、一元化・画一化の力学がどのように働いたのか、その顛末がここにある。

著者紹介

檀上 寛 (ダンジョウ ヒロシ)  
1950年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。文学博士。現在‐京都女子大学名誉教授。専攻‐中国近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)