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ベートーヴェンの愛弟子 フェルディナント・リースの数奇なる運命

出版社名 春秋社
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-393-93220-9
4-393-93220-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 223,53P 20cm

商品内容

要旨

楽聖と同じ町・ボンに生まれ弟子としてその背中を追いピアニスト・作曲家として新時代を切り拓いた音楽家がいた。古典派からロマン派へあるいは宮廷から市民社会へ音楽史のターニングポイントを駆け抜けた波乱の生涯。付:年表・ジャンル別全作品リスト・アルバムガイド。

目次

1 モラトリアムの時代(楽園のゆりかご―幼少期、あるいは宮廷の終焉
師の使命、師弟の葛藤―青年期、あるいはピアニストの誕生)
2 キャリアの時代(マスケット銃かピアノか?―二十代、あるいは若き音楽家の冒険
よろこびとあきらめ―三十代、あるいはクラシック音楽の誕生)
3 セカンドキャリアの時代(帰還から再起へ―四十代、あるいはナショナリズムの台頭
楽園の再生―最後の十年、あるいは世代のはざまで)

おすすめコメント

時は19 世紀初頭。巨匠ベートーヴェンと同じ町に生まれ、弟子としてその背中を追い、ショパンやリストに先駆けたロマン派の旗手として新時代を切り開いた音楽家がいた――その名はフェルディナント・リース(1784〜1838)。古典派からロマン派へ、娯楽から芸術へ、あるいは宮廷から市民社会へ――音楽史のターニングポイントに生きた音楽家の波乱の生涯をいきいきと描き出す。

著者紹介

かげはら 史帆 (カゲハラ シホ)  
1982年、東京郊外生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了。音楽雑誌、文芸誌、ウェブメディアにエッセイ、書評などを寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)