スポーツクラブの社会学 『「コートの外」より愛をこめ』の射程
出版社名 | 青弓社 |
---|---|
出版年月 | 2020年4月 |
ISBNコード |
978-4-7872-3467-4
(4-7872-3467-6) |
税込価格 | 3,300円 |
頁数・縦 | 265P 21cm |
商品内容
要旨 |
フィールドワークやインタビューから、地域に根づくクラブスポーツ文化の課題を析出する。そして、『「コートの外」より愛をこめ』の視点も踏まえて、マネジメントのハウツーでもなく、歴史でもなく、スポーツクラブの現代的な意義と今後の展望を明らかにする。 |
---|---|
目次 |
第1部 スポーツクラブの社会学(「コートの中」と「コートの外」からスポーツクラブを問う |
おすすめコメント
閉鎖的な組織運営や組織役員の高齢化、勝利至上主義、体罰など、クラブスポーツには課題が山積しているが、スポーツを日常的に楽しむために何が必要なのか。本書では、コートの「中」と「外」という視点を軸にして、地域のコミュニティ型のクラブ文化を問い直す。フィールドワークやインタビューから総合型クラブの実情を確認したうえで、ゆとりを重視するスポーツ大会運営、指導者と学習者がともに学ぶコーチングのあり方、熟議を重視する人々のつながりなどの重要性を指摘する。後半では、スポーツ社会学の名著『「コートの外」より愛をこめ』も復刊する。