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ファシズムの日本美術 大観、靫彦、松園、嗣治

出版社名 青土社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-7917-7284-1
4-7917-7284-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 236,14P 19cm

商品内容

要旨

戦争美術の隠された本質。「日本ファシズム」というイデオロギーの枠組みのなかで、いかに絵画が戦闘や兵士を描くことなく、戦争を支持し、暴力に加担したか。非戦闘画に内在する政治思想を明らかにする。

目次

序文
第1章 絵画、ファシズム、戦争
第2章 横山大観の富士
第3章 安田靫彦の“黄瀬川陣”と「ファシスト・モダニズム」
第4章 上村松園の美人画
第5章 藤田嗣治と“秋田の行事”
結論

著者紹介

池田 安里 (イケダ アサト)  
フォーダム大学美術史准教授。専門は日本美術史。ブリティッシュ・コロンビア大学大学院博士課程を首席で修了しカナダ政府総督府より金メダルを受賞後、スミソニアン博物館とロイヤルオンタリオ博物館で研究者として在籍
タウンソン 真智子 (タウンソン マチコ)  
翻訳家。ビクトリア大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)