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信じた道の先に、花は咲く。 86歳女性科学者の日々幸せを実感する生き方

出版社名 マガジンハウス
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-8387-3103-9
4-8387-3103-5
税込価格 1,320円
頁数・縦 157P 19cm

商品内容

要旨

幸せは、諦めない人のところにやってくる。82歳にして世界的な科学賞(クラフォード賞)を受賞。挫析、回り道を経て、夢をつかんだ遺伝学者の知恵と勇気。

目次

第1章 老いを受け止めて生きる(かけがえのない人の死に遭遇したら
老いを受け止めて、悠然と生きる ほか)
第2章 孤独に負けない心(定年後が幸福であれば、人生は素晴らしい
真の友が人生に幸せをもたらす ほか)
第3章 信じた道を、ただひたすらに(クラフォード賞・授賞式の夜
遺伝学者への道 ほか)
第4章 幸せは、いつも日常の中に(日々の幸せを実感するために
幸福になるための三つの条件 ほか)
第5章 ひとりで老後を生きるということ(つねに死を思い、生を思う
老後を最期までひとりで生きるために ほか)

おすすめコメント

生涯現役を貫く女性科学者のが夢をつかむためにやってきたこと「自分で進みたい道を切り開き、夢をつかむためには、回り道をしてもいいから自分から動くことです」「一度、決断したら批判をおそれず、前へと突き進むことが大切です。決断とは、実績も何もない人間が持つ強力な武器です」「免疫力を高めるためには、『規則正しい簡素な生活』ということに尽きます。それは、私のなかでは『極上の生活』を意味する言葉になっています」82歳で日本人女性初となる科学界のノーベル賞と呼ばれるクラフォード賞を受賞した著者が語る、人生における幸せのつかみ方。

著者紹介

太田 朋子 (オオタ トモコ)  
1933年生まれ。国立遺伝学研究所名誉教授。Ph.D、理学博士。1956年東京大学農学部農学科卒業、1966年ノースカロライナ州立大学大学院博士課程修了。1967年から学術振興会奨励研究員として国立遺伝学研究所集団遺伝部で研究を開始。1969年より同研究所研究員となる。1973年、科学雑誌「ネイチャー」に発表した「分子進化のほぼ中立説」は、進化遺伝学の世界標準となる。2015年、スウェーデン王立科学アカデミーがノーベル賞が扱わない科学領域を対象として設立したクラフォード賞を受賞。2016年には文化勲章を受章。日本人女性研究者では唯一のアメリカ国立科学アカデミー外国人会員でもある。現在も、若い研究者の育成とともに世界へ向けて発信を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)