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地域金融機関のためのRAF構築

出版社名 金融財政事情研究会
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-322-13531-2
4-322-13531-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 128P 22cm

商品内容

要旨

なぜ、RAFは役に立ちそうにないのか?理念だけの直輸入や、ビジネスモデルがまったく異なるメガバンクの導入例は参考にならない。真に有意とするための、自行庫の個別事情をふまえた「モディファイドRAF」構築の必要性と方法論を解説。コロナ禍が地域金融機関にとっての「地域リスク」「顧客リスク」の重大さをあらためて浮き彫りにするいま、持続可能なビジネスモデルとは何かを考え直すための視点を示す。

目次

序章 地域金融機関にとってのRAF
第1章 RAFの正体
第2章 地域金融機関にとってのRAFの課題
第3章 モディファイドRAFの構築
第4章 非財務リスクへの対応
第5章 モディファイドRAFの構築に向けた視点

おすすめコメント

自行庫の個別事情をふまえた、真に有意とするための「モディファイドRAF(リスク・アペタイト・フレームワーク)」構築の方法論を示す。財務リスクに加えて、コンダクトリスク、さらには大規模自然災害やパンデミック等によって地域顧客が被る損害を金融機関自身のリスクとしてとらえる視点の重要性を考える。

著者紹介

大野 博堂 (オオノ ハクドウ)  
NTTデータ経営研究所パートナー、金融政策コンサルティングユニット長。NTTデータ入社後、大蔵省(現財務省)への出向を経て2006年よりNTTデータ経営研究所
池田 雅史 (イケダ マサシ)  
NTTデータ経営研究所マネージャー、金融政策コンサルティングユニット所属。地方銀行での有価証券運用業務、シンクタンク/ITベンダーでの金融ビジネス調査、監査法人でのリスクアドバイザリー業務を経て、2018年よりNTTデータ経営研究所
田中 公義 (タナカ タダシ)  
NTTデータ経営研究所マネージャー、金融政策コンサルティングユニット所属。ITベンダーを経て、2014年よりNTTデータ経営研究所。金融機関におけるサイバーセキュリティ、AML/CFT、事務のBPRなどのコンサルティング業務に従事
山本 邦人 (ヤマモト クニヒト)  
NTTデータ経営研究所マネージャー、金融政策コンサルティングユニット所属。生命保険会社での人事、企画業務等を経て、2018年よりNTTデータ経営研究所。金融機関のリスク管理高度化支援やサイバーセキュリティに関する調査研究等に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)