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黒死病 疫病の社会史 新装版

出版社名 青土社
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-7917-7286-5
4-7917-7286-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 254,20P 19cm
シリーズ名 黒死病

商品内容

要旨

中世ヨーロッパの人口の約四割を死に至らしめた人類史上最大の疫病“黒死病”。それは社会構造の大変革をもたらし、豊穣なるルネサンス文化と科学の時代への突破口となった―。現代の歴史学・医学の観点から疫病流行時の社会状況を鋭く分析し、農民から王侯貴族まで、様々な人間ドラマを織りまぜ、今なお人類を脅かす感染症流行の実態に迫る。

目次

1 生物医学的な状況(みんな病気になってしまった
ネズミと家畜)
2 様々な人間模様(ボルドーは燃えている
領主と農民
大主教を見舞った死
有産階級の男女
ユダヤ人の陰謀)
3 歴史(毒蛇と宇宙塵
アフリカ断層の遺産
黒死病の余波)

著者紹介

カンター,ノーマン・F. (カンター,ノーマンF.)   Cantor,Norman F.
歴史学者、作家。ニューヨーク大学教授、テルアビブ大学客員教授などを歴任ののち作家となる。米国の最も著名な中世史研究家の一人である
久保 儀明 (クボ ヨシアキ)  
翻訳家。東京外国語大学外国語学部卒
楢崎 靖人 (ナラサキ ヤスト)  
医学博士。「日本医師会最高優功賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)