• 本

高畑充希が演じる役はなぜ忖度できない若者ばかりなのか

TOKYO NEWS BOOKS

出版社名 東京ニュース通信社
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-06-519092-0
4-06-519092-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 208P 19cm

商品内容

要旨

ドラマにおける配役とは何か。長年、テレビドラマを見続けてきたコラムニスト・堀井憲一郎が、俳優とドラマの素敵な関係を考察する。

目次

高畑充希が演じる役はなぜ忖度できない若者ばかりなのか
生田斗真の「働いたら負けだ」とおもわせる力
木村拓哉が演じる役には世界を変えてしまう力がある
多部未華子の役どころは、真面目に見られる女子の苦悩を一手に引き受けている
驚くほど幅の広い役を演じるフェミニンな深田恭子の魅力
小芝風花が見せる居場所を与えられない若者の苦悩
ああいう人に私もなりたいとおもわせる吉高由里子の力
ひたすら切なく古風な香り、有村架純の役どころ
二階堂ふみが醸し出す妖しい世界
石原さとみの演じる役は、なかなか幸せにはなれていない
戸田恵梨香の「どんな役でもやれる」という役割
新垣結衣が演じる役は、世界を明瞭にして、全てを受け入れる
綾瀬はるかの役柄は「自己肯定していく力」が魅力
配役を通してこれからの大河ドラマを考える
注目度が半端ではない朝ドラヒロインの世界

著者紹介

堀井 憲一郎 (ホリイ ケンイチロウ)  
コラムニスト。1958年京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。徹底的に調査して書くというスタイルで、雑誌「テレビブロス」の草創期にカウントダウン・コラムニストとして、名物コラム「かぞえりゃほこりのでるTV」を連載。その後、「週刊文春」連載で人気を博し、テレビ・ラジオにも活動の場を広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)