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定本山のミステリー 異界としての山

ヤマケイ文庫

出版社名 山と溪谷社
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-635-04885-9
4-635-04885-3
税込価格 880円
頁数・縦 316P 15cm

商品内容

要旨

山とは即ち異界なり。山小屋主人や登山者たちが経験した、この世の現象とは思えない実話拾遺集。登山歴40年を超える著者が山で聞いた、ときに恐ろしく、ときに神秘的な、奇妙な山の体験談56篇を収録

目次

1 山の幽霊ばなし(真冬の幽霊―とある山小屋三代目(談)
体が透ける―とある山小屋従業員(談) ほか)
2 人智を超えるもの(浮かび上がる遭難遺体―中央アルプス・ホテル千畳敷元山岳対策支配人 木下寿男(談)
夢に現れた遭難現場―北八ヶ岳・黒百合ヒュッテ主人 米川正利(談) ほか)
3 自然の不思議(森のなかから助けを求める声―丹沢・鍋割山荘小屋番 草野延孝(談)
死者を悼むリス―北八ヶ岳・しらびそ小屋主人 今井行雄(談) ほか)
4 ひとの不思議(ザックの中身―中央アルプス・ホテル千畳敷元山岳対策支配人 木下寿男(談)
謎のバンダナ―奥多摩・雲取山荘主人 新井信太郎(談) ほか)

著者紹介

工藤 隆雄 (クドウ タカオ)  
1953年、青森市生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、新聞・雑誌を舞台に執筆活動を展開。毎日児童小説優秀作品賞、盲導犬サーブ記念文学賞大賞等を受賞。日本大学芸術学部文芸学科講師(ノンフィクション論等)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)