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公安調査庁 情報コミュニティーの新たな地殻変動

中公新書ラクレ 692

出版社名 中央公論新社
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-12-150692-4
4-12-150692-8
税込価格 924円
頁数・縦 244P 18cm

商品内容

要旨

深い霧に覆われた情報組織、これが公安調査庁だ。一般の目が届かない深層で情報活動を繰り広げ、決して表舞台に出ようとしない組織。逮捕権を持たないため、人の心の襞に分け入るヒューミント(対人諜報)に存在意義を見出している。公安警察や外務省と情報コミュニティーの主導権を競う公安調査庁。インテリジェンスの巨匠ふたりは、その素顔に切り込み、過去の重大事件の裏側を初めて論じてみせた。いま公安調査庁から目が離せない!

目次

第1章 金正男暗殺事件の伏線を演出した「最弱の情報機関」
第2章 コロナ禍で「知られざる官庁」が担ったもの
第3章 あらためて、インテリジェンスとは何か?
第4章 「イスラム国」日本人戦闘員の誕生を阻止
第5章 そのDNAには、特高も陸軍中野学校もGHQも刻まれる
第6章 日本に必要な「諜報機関」とは

おすすめコメント

深い霧に覆われた情報組織、これが公安調査庁だ。一般の目が届かない深層で情報活動を繰り広げ、決して表舞台に出ようとしない組織。逮捕権を持たないため、人の心の襞に分け入るヒューミント(対人諜報)に存在意義を見出している。公安警察や外務省と情報コミュニティーの主導権を競う公安調査庁。インテリジェンスの巨匠ふたりは、その素顔に切り込み、過去の重大事件の裏側を初めて論じてみせた。いま公安調査庁から目が離せない!

著者紹介

手嶋 龍一 (テシマ リュウイチ)  
外交ジャーナリスト・作家。9・11テロにNHKワシントン支局長として遭遇。ハーバード大学国際問題研究所フェローを経て2005年にNHKより独立し、インテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』を発表しベストセラーに
佐藤 優 (サトウ マサル)  
1960年東京都生まれ。作家・元外務省主任分析官。英国の陸軍語学学校でロシア語を学び、在ロシア日本大使館に勤務。2005年から作家として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)