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元素は語る 考古化学で読む元素図鑑

ワニブックス|PLUS|新書 300

出版社名 ワニブックス
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-8470-6643-6
4-8470-6643-X
税込価格 1,100円
頁数・縦 239P 18cm

商品内容

目次

考古学へのアプローチ
物質は静かに真実を語る
古代ガラスと元素の世界
「原子」はどこからきたのか
「元素」とその性質
118元素の周期表
「周期表」って何だろう?
水素
へリウム
リチウム〔ほか〕

おすすめコメント

元素という教養は一生ものの武器! 古代文化財の謎を解く!  ■考古学と化学を結びつける元素 ■日本が名付けた113番目の元素 ■宝石の「色」を作り出すヒミツ!? ■「物質史」という考え方 ■古代の壁画はFeやMn(鉄やマンガン)で彩色!? ■Na(ナトリウム)はミイラの防腐剤!? ■人類最古の合成顔料はCu(銅)から!? ■金より高価な鉄が存在した! ■古代人は野菜(K)でガラスを作る!?   本書は、たんに元素の性質などを紹介するだけでなく、元素そのものの美しい写真や用 例の写真を掲載するとともに、わたしの研究テーマのひとつでもある美術や考古学、ある いは環境科学といった視座からも元素を解説し、最新の研究成果も盛り込みました。気に なる元素だけ拾い読みいただくもよし、写真をご覧になって、興味を引いた元素から読ん でいただくのも歓迎です。それでは、美しくて奥が深い元素の世界をご堪能ください(はじめにより)

著者紹介

中井 泉 (ナカイ イズミ)  
1953年、東京生まれ、化学者。東京教育大学理学部化学科卒業、筑波大学大学院化学研究科博士課程修了。理学博士(筑波大学)。東京理科大学名誉教授。同学理学部応用化学科教授、グリーン&セーフティ研究センター長等を歴任。前日本ガラス工芸学会会長。ポータブル分析装置を使って、エジプト、トルコなど世界の考古遺跡・博物館で文化財をその場で分析し、物質史の解読を行う。その他、分析化学、鑑識科学、結晶化学、鉱物科学など多岐にわたる研究を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)