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土に還る 野辺送りの手帖

出版社名 ぷねうま舎
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-910154-07-7
4-910154-07-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 219P 19cm

商品内容

要旨

死者を悼み、弔い、見送る…ここには、その時代と社会の風潮が現れる。いま、死者をいかに遇し、死とどのように向き合うか、これを考えるために、故郷福井県の山村に残る野焼きの習俗を訪ねた作家は、「この村の土になりたい」と願う人たちと出会った。この言葉にこもる、いまは遠くなった生き心地を探して谷間の村を歩き、死者を送る場所を訪ね、歴史に残る信仰の跡を探った記録。

目次

土着の文化を知る
1 野辺送りという文化(晩秋の三昧場
美しい村
七つの集落)
2 蓮如と山の民(信仰の力
揺れる葬送の文化)
この村の土になりたい

著者紹介

中島 美千代 (ナカジマ ミチヨ)  
福井県福井市に生まれる。著書に『釈宗演と明治―ZEN初めて海を渡る』(ぷねうま舎、2018)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)