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聖路加病院生と死の現場

岩波現代文庫 社会 321

出版社名 岩波書店
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-00-603321-7
4-00-603321-4
税込価格 1,474円
頁数・縦 290P 15cm

商品内容

要旨

日本有数の「特別な病院」にも不易の姿がある―。小児科、訪問看護、病院マネジメントと後進育成、救急のそれぞれの現場を見つめ、医療と看護の原点を描いた『聖路加病院で働くということ』(二〇一四年)に、緩和ケア病棟での出会いと別れの新章を増補。丹念な取材とやわらかな観察眼が結実したノンフィクション。

目次

1 小児科医を貫く―細谷亮太(祖父、父、母
ある事件 ほか)
2 とことん在宅―押川真喜子(お嬢さま、東京へ
保健師として ほか)
3 「看る」という仕事―井部俊子(恥ずかしがり
ナースの二つの道 ほか)
4 救急部の「キリスト」―石松伸一(産婦人科医の父
聖路加国際病院救急部へ ほか)
5 緩和ケア病棟一筋―高野真優子(死を意識する
「病気になったら」 ほか)

出版社・メーカーコメント

小児科、訪問看護、後進育成、救急の各部署を担う、個性的で傑出した人物たちに焦点を当て、病いを得た人たちとのやりとりをリアルに再現??。都内有数の「特別な病院」を舞台にしつつ、医療と看護の原点を描いた『聖路加病院で働くということ』に、緩和ケア病棟での出会いと別れの新章を増補。解説=山根基世。

著者紹介

早瀬 圭一 (ハヤセ ケイイチ)  
1961年毎日新聞社入社。名古屋、大阪、東京社会部などを経て編集委員。退職後は龍谷大学、東洋英和女学院大学等で教える。著書に『長い命のために』(大宅壮一ノンフィクション賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)