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ダーウィン以後の美学 芸術の起源と機能の複合性

叢書・ウニベルシタス 1119

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-588-01119-1
4-588-01119-7
税込価格 3,960円
頁数・縦 245,51P 20cm

商品内容

要旨

「何のための芸術か?」メニングハウスの問いは、ダーウィンの進化論美学へと行き着いた。近代的制度としての芸術および芸術家が生まれるはるか以前、太古の昔に人間の技芸はいかなる機能を担っていたのか。著者による全面的な改訂がほどこされた決定版。

目次

第1章 競争的な求愛と美的判断/選り好み―ダーウィンの技芸モデル(「美の感覚」―美的長所と美的判断についてのダーウィンの全般的な仮定
ダーウィンの視覚美学―身体「装飾」の理論から人間の視覚芸術へ
ダーウィンの音楽と修辞の理論
クジャク/鳴禽類と人間の芸術家―比較の功績と限界)
第2章 社会的な協力と結束の推進者としての芸術(高コストで競争的な信号としての芸術、そして「マザリーズ」仮説
選好された同盟相手に「求愛する」高コストな実践として芸術的な複合媒体パフォーマンス
集団内の協力/結束を推進するものとしての共同音楽制作と複合媒体パフォーマンス
技芸の競争的効果と協力的効果の複合的混合)
第3章 個体系統的自己形成(自己変形)としての技芸との取り組み
第4章 人間の技芸の進化の転用モデル―「美の感覚」、遊戯行動、テクノロジー、そしてシンボル認知が力を合わせるとき(美の感覚
性的求愛、遊戯、そして技芸
テクノロジーと技芸
シンボル認知/言語と芸術
相互作用する四つの転用適用)

著者紹介

メニングハウス,ヴィンフリート (メニングハウス,ヴィンフリート)   Menninghaus,Winfried
1952年生まれ。マールブルク、フランクフルト、ハイデルベルクでドイツ文学、哲学、政治学を学ぶ。『無限の二重化』で大学教授資格を取得し、1989年冬学期よりベルリン自由大学一般文芸・比較文学科の正教授。1994年よりイェール大学ほかアメリカ、フランスの大学でも客員教授を務め、2012年には『美の約束』でイタリア美学会国際美学賞を受賞。2013年よりフランクフルトのマックス・プランク経験美学研究所所長
伊藤 秀一 (イトウ シュウイチ)  
1955年生まれ。東北大学大学院文学研究科(独語独文学専攻)博士後期課程満期退学。長崎大学講師・助教授を経て、2000年より中央大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)