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ベートーヴェン 巨匠への道

講談社学術文庫 2622

出版社名 講談社
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-06-520663-8
4-06-520663-4
税込価格 1,221円
頁数・縦 281P 15cm

商品内容

要旨

一七九二年、ウィーンに立った一人の青年音楽家は、いかにして「楽聖」となったのか。師ハイドンや“好敵手”ウェーバーらとの出会い、『エロイカ』『第十交響曲』創作の謎、家族関係の苦悩と波乱の生活、奇妙な友人、そして恋人…。革命と動乱の時代にあって音楽のあり方を変革し、傑作を生み出し続けた生涯に全角度から光を当てる、珠玉の二十話。

目次

プロローグ 波乱の生涯・スケッチ
ベートーヴェン以前のボン
ボンのひとびと
青春のボン
第十交響曲のゆくえ
『シンフォニア・エロイカ』の謎
「メルツェルさん、さようなら」―メトロノーム考
『ウェリントンの勝利』の〓末
イギリスへの夢―ニートとの交際をめぐって
あるパトロンの末路―ラズモフスキー伯爵の場合
オペラのライヴァル―同時代人ウェーバー
奇妙な交友関係―肥満チスト・シュパンツィヒ
“第三の故郷”ボヘミア
ヴァイオリン・コンプレックス
コントラバスとマンドリン
ダンス音楽への愛着
歓喜」の背景―日本人とベートーヴェン

おすすめコメント

いかにしてこの音楽家は楽聖となったか。波乱の生涯と数々の傑作、その核心に音楽評論の名手が全角度から光を当てる、決定的論考!

著者紹介

門馬 直美 (モンマ ナオミ)  
1924‐2001年。東京に生まれる。東京大学理学部卒業。放送局勤務ののち、常葉女子短期大学教授、洗足学園大学音楽学部教授、サントリー音楽財団顧問などを務める。音楽評論家として活動。洗足学園大学音楽学部名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)