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反日vs.反韓 対立激化の深層

角川新書 K−327

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-04-082369-0
4-04-082369-9
税込価格 990円
頁数・縦 264P 18cm

商品内容

要旨

2019年夏、日本は史上初めて韓国に対し「制裁」という外交カードを切った。その後に起きた対立は、かの国を熟知する在韓40年の著者にとっても、類例を見ない激しいものとなった。その背景を読み解き、密になりがちな両国の適度な距離感を探る。

目次

第1章 日韓は後もどりできない―「歴史まみれ」と「歴史離れ」
第2章 反日不買運動と「日本隠し」の真相―制裁と報復を検証する
第3章 果てしなき日韓擬似戦争の恨―旭日旗とレーダー照射事件
第4章 日本人にも対韓被害意識がある―歴史に探る反韓・嫌韓感情の起源
第5章 「天皇」がなぜ「日王」なのか―韓国メディアこだわりの限界
第6章 左翼権力エリートの偽善―〓国スキャンダルの文化人類学
第7章 日本人より韓国人に読ませたい―ベストセラー『反日種族主義』と『親日派のための弁明』
第8章 韓国は日本の防波堤か―矛盾に満ちた文在寅語録
第9章 朴正煕に助けられた文在寅―大逆転のコロナ政治学
第10章 ぜいたくな貧困―映画『パラサイト』をめぐる大誤解

出版社・メーカーコメント

疑似戦争はどこまで続く? 在韓40年の日本人記者が対立激化の背景を探る2019年、「3.1独立運動」100周年の韓国では反日機運が高まっていた。対して日本は史上初の経済制裁に踏み切り、対立は新局面を迎えた。韓国を熟知する記者が、”密”になりがちな両国の適度な距離を探る。

著者紹介

黒田 勝弘 (クロダ カツヒロ)  
1941年、大阪生まれ。64年、京都大学経済学部を卒業後、共同通信社に入社。78年、韓国・延世大学留学後、共同通信ソウル支局長に。89〜2011年、産経新聞ソウル支局長兼論説委員。1992年、ボーン・上田記念国際記者賞、2005年には菊池寛賞および日本記者クラブ賞を受賞。現在、産経新聞ソウル駐在客員論説委員。在韓40年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)