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大阪が日本を救う

日経プレミアシリーズ 436

出版社名 日経BP日本経済新聞出版本部
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-532-26436-9
4-532-26436-7
税込価格 935円
頁数・縦 233P 18cm

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要旨

近ごろ「大阪」がクローズアップされる機会が多いとは感じられないだろうか? コロナ対応のほか、2025年開催予定の「大阪・関西万博」、「都構想」の行方、さらにはIR(統合型リゾート)の候補地としても注目される。大阪は、従来の一般的なイメージから、より洗練された都市へと脱皮しようとしているようだ。本書では、万博をはじめとするさまざまなポジティブな要素によって、大阪や関西がどのように変化してきているかを、豊富な事例とデータをもとに読み解いている。特に万博は、一過性の地域的なイベントではなく、スマートシティやMaaS、健康医療分野などの新しいテクノロジーやビジネスの実証実験の場であり、未来を体験できるショールームのようなイベントだ。世界中からアイデアが集まり、スタートアップの活性化が見込めるとともに、雇用創出の効果もある。大阪は、日本経済が復活するきっかけを作る場となりそうなのだ。著者は、日本総合研究所 調査部 上席主任研究員 マクロ経済研究センター所長。2019年度には大阪府「万博のインパクトを活かした大阪の将来に向けたビジョン」有識者ワーキンググループメンバーを務めた。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2020年9月15日]

商品内容

要旨

「大阪はたこ焼きだけではない!」。近年、低迷を続ける関西経済の逆襲が始まった。イノベーションが生まれる「にしなかバレー」と「うめきた」、スーパーシティ「夢洲」の可能性、インバウンドで大きく変わった「あいりん地区」…。1970年代の成功体験を追いかけ、変わる大阪の姿に迫る。

目次

はじめに なぜ大阪は注目されるのか
第1章 あなたの知らない大阪社会
第2章 大阪は「たこ焼き」だけではない
第3章 イメージ刷新!世界の「OSAKA」への道
第4章 万博で何が変わるのか
第5章 なぜ関西の中小企業は「勢い」があるのか
第6章 大阪をみれば日本の未来がみえる
おわりに 地方創生には「路地裏の経済学」が必要

出版社・メーカーコメント

2025年、大阪が日本を救う!!オリンピックの開催が不安視されるなか、関西で変化がおきていた。 先行きが不透明な日本経済は、万博をきっかけに再興できるのか? ◆2019年6月の大阪G20、2021年のワールドマスターズゲーム関西、2025年の大阪万博と、国際イベントが開催される機会が増え、注目が高まっている大阪。本書では、「大阪のおばちゃん」や大阪・京都・神戸のライバル関係による関西の分断など、身近なテーマにも触れながら、万博に向けて大阪がどのように変化してきているのかを、データや写真を基に紐解く。

著者紹介

石川 智久 (イシカワ トモヒサ)  
日本総合研究所マクロ経済研究センター所長。北九州市生まれ。東京大学卒。三井住友銀行を経て現職。大阪府の「万博のインパクトを活かした大阪の将来に向けたビジョン」有識者ワーキンググループ委員、兵庫県資金管理委員会委員等を歴任。日本経済新聞十字路など、メディアにも多数寄稿・出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)