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現代中国を読み解く三要素 経済・テクノロジー・国際関係

出版社名 勁草書房
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-326-50471-8
4-326-50471-4
税込価格 3,520円
頁数・縦 229P 22cm

商品内容

要旨

中国共産党の国内統治の正当性を支える経済、技術は、中国の対外政策の決定的条件となる。中国の対外関係は、政治、経済・テクノロジー、軍事がパッケージとなっている。相互に連関し、内外政の各方面に深く関わる経済・テクノロジー・国際関係という三要素を読み解く。中国という大きな存在を観るに際しての切り口・手がかりを提供。

目次

現代中国を読み解く三要素―経済・テクノロジー・国際関係
第1部 中国経済・社会の展望と課題(中国経済の動向と課題
中国農業の構造調整と新たな担い手の展開
第四次産業革命と中国の社会統治)
第2部 中国の産業競争力・テクノロジー(中国企業の革新が提起する問題群
中国におけるイノベーションの考察と今後の方向性)
第3部 中国の国際社会におけるプレゼンス(中国と国際秩序
中国の対外援助の現状と課題
安全保障面から見た中国外交の基軸―中国の国際社会におけるプレゼンス)

著者紹介

川島 真 (カワシマ シン)  
21世紀政策研究所研究主幹。東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学、東京大学)。北海道大学法学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科准教授を経て、2015年4月より現職。現在、中曽根康弘世界平和研究所上席研究員、日本国際フォーラム上席研究員、日本学術会議連携会員などを兼任。中央研究院近代史研究所(台北)、北京日本学研究センター、北京大学、国立政治大学(台北)、ウッドロー・ウィルソン・センターなどで在外研究、教育に従事。中国・台湾の政治外交史、東アジア国際関係史を専門とする。『中国近代外交の形成』(名古屋大学出版会、2004年)でサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)