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死別後シンドローム 大切な人を亡くしたあとの心と体の病い

出版社名 時事通信出版局
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-7887-1703-9
4-7887-1703-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 287P 19cm

商品内容

要旨

あの人のいないのが、いまだにつらい…。いつまでも癒えないその悲しみは、病気かもしれない。WHOが新たに認定した「遷延性悲嘆症」とはどんな病気なのか。どうすれば立ち直れるのか。こじれた「喪のプロセス」をどう解きほぐすか。

目次

プロローグ 閉じ込められた悲しみ
第1章 始まらない喪、明けない喪
第2章 死別後シンドローム―喪の悲しみが病いになる
第3章 こんなとき・こんな人が要注意
第4章 死別後シンドロームで苦しまないために
第5章 死別後シンドロームから抜け出すために
エピローグ 悲しむ力

著者紹介

清水 加奈子 (シミズ カナコ)  
精神科医/医学博士。東京都出身。2006年千葉大学医学部卒業。初期研修、内科研修ののち、栃木県内の精神科救急病院で精神科医としての訓練を受ける。その後、自治医科大学附属病院に所属し、大学病院のほか、民間の総合病院、一般企業、刑務所等で精神科臨床に従事。その傍ら、喪の精神病理学的研究に着手。2018年自治医科大学大学院医学研究科修了。同年から2019年まで、病的な喪の文化比較研究のため、スイスのチューリッヒ大学心理学部へ客員研究員として留学。現在は、同じくスイスにあるISAP(International School of Analytical Psychology Zurich)に所属し、ユング派精神分析学の観点から、夢、昔話、神話などをヒントに一人ひとりの生き方を探求する心理療法を学んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)