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吉田謙吉が撮った戦前の東アジア 1934年満洲/1939年南支・朝鮮南部

出版社名 草思社
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-7942-2467-5
4-7942-2467-2
税込価格 3,300円
頁数・縦 157P 22cm

商品内容

要旨

築地小劇場の舞台美術家、考現学の創始者として知られるデザイナー、吉田謙吉が八〇年前に自前のライカで撮った写真九〇〇枚が遺品の中にあった。建国初期の満洲や日中戦争時の広州・海南島、日本統治下の朝鮮南部。子どもたちの表情や女性たちの姿、街の賑わいや市場。近代的視点の謙吉がとらえた戦前、東アジアの一側面。

目次

1章 1934年夏 満洲篇(満洲国・1934年
古都・奉天
建設される首都・新京
国際都市・哈爾濱
炭都・撫順)
2章 1939年春 南支篇(南支―南方への進出拠点
厦門―上陸、大陸への第一歩
広東作戦
海南島の占領)
3章 1939年夏 朝鮮南部篇(朝鮮半島・1939年
朝鮮南部1
映画『奥村五百子』の撮影
朝鮮南部2)

著者紹介

塩澤 珠江 (シオザワ タマエ)  
1942年、東京生まれ。日大芸術学部卒。吉田謙吉の長女。「吉田謙吉・資料編纂室」室長
松重 充浩 (マツシゲ ミツヒロ)  
1960年、山口県生まれ。早稲田大学卒。日大文理学部史学科教授。東洋史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)