明治憲法史
ちくま新書 1513
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2020年9月 |
ISBNコード |
978-4-480-07317-4
(4-480-07317-5) |
税込価格 | 902円 |
頁数・縦 | 236P 18cm |
商品内容
要旨 |
一八八九年に公布され、敗戦後にいたるまで国家の基本法としてこの国のかたちを規定した大日本帝国憲法(明治憲法)。民意の支えにより政党が力を獲得することを警戒した藩閥勢力の手になるこの憲法は、天皇大権が強く、議会権限の弱いものであった。そうした法の特質が、無謀な戦争の回避を困難にしたとして批判される。だが他方、この明治憲法体制のもとで、戦後憲法の時代にも劣らぬデモクラシーの実践がさまざまに花開いたことも事実だ。私たちはいま、明治憲法の時代をどう再評価すべきか。近代日本の歩みを根本からよみなおす。 |
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目次 |
第1章 長い助走期間 |