• 本

恋愛学で読みとく文豪の恋

光文社新書 1087

出版社名 光文社
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-334-04494-7
4-334-04494-8
税込価格 990円
頁数・縦 297P 18cm

商品内容

目次

第1章 「恋愛バブル」と「バタフライ効果」がもたらした2つの自死―夏目漱石『こころ』
第2章 エリスを残して帰国した豊太郎は本当にクズ男なのか?―森鴎外『舞姫』
第3章 「三角関係」と「片想い」、あるいは「失恋」まで―武者小路実篤『友情』
第4章 人はにおいを嗅いで恋をする―田山花袋『蒲団』
第5章 「浮気市場」の傾向と対策―太宰治『斜陽』
第6章 夫婦の相性を規定するもの―谷崎潤一郎『痴人の愛』
第7章 処女性と恋愛のゆくえ―川端康成『伊豆の踊子』
第8章 三島由紀夫が「初恋」について書いたこと、書かなかったこと―三島由紀夫『潮騒』
第9章 「幸せな結婚」を科学的に考える―堀辰雄『風立ちぬ』
終章 僕と緑の「過剰さ」について―村上春樹『ノルウェイの森』

著者紹介

森川 友義 (モリカワ トモノリ)  
1955年群馬県生まれ。早稲田大学国際教養学部教授。政治学博士。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、ボストン大学政治学修士号、オレゴン大学政治学博士号取得。専門分野は日本政治、恋愛学、進化政治学。早稲田大学の講義「恋愛学入門」は学生に絶大な支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)