• 本

日本宗教史 6

日本宗教史研究の軌跡

  • 佐藤文子/編 吉田一彦/編
出版社名 吉川弘文館
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-642-01746-6
4-642-01746-1
税込価格 4,180円
頁数・縦 279P 22cm
シリーズ名 日本宗教史

商品内容

要旨

日本宗教史の諸学説はいつ、どのようにして成立したのであろうか。明治・大正以来の研究の歩みを振り返り、今後の学問の方向を探る。近代国家の展開に共振する学問史を洞察し、新たな日本宗教史研究の地平をめざす。

目次

総論 日本宗教史研究の軌跡
1 人文学の中の宗教史研究(近代における“宗教”の概念と制度
宗教学・宗教社会学の成立と展開
近代神道研究をめぐる諸相―柳田国男「神道私見」を視点として
国家仏教論の系譜
仏教民俗学と文化史学)
2 宗教史研究のまなざし(史料と建築様式の矛盾を克服する―法隆寺の再建をめぐって
宗派仏教論の展開過程
祖師史観の系譜
宣長・篤胤の神代像の意味―近世後期の神話創造として
文明論的日本論と宗教および歴史観―奈良盛世論と鎌倉盛世論を主軸として)

出版社・メーカーコメント

日本宗教史の諸学説はいつ、どのようにして成立したのであろうか。明治・大正以来の研究の歩みを振り返り、今後の学問の方向を探る。近代国家の展開に共振する学問史を洞察し、新たな日本宗教史研究の地平をめざす。

著者紹介

佐藤 文子 (サトウ フミコ)  
1965年、京都府に生まれる。1990年、京都女子大学大学院文学研究科修士課程修了、博士(文学、佛教大学)。現在、本願寺史料研究所研究員
吉田 一彦 (ヨシダ カズヒコ)  
1955年、東京都に生まれる。1986年、上智大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学、博士(文学、大阪大学)。現在、名古屋市立大学大学院人間文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)