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プーチンとロシア人

産経NF文庫 S−28き

出版社名 潮書房光人新社
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-7698-7028-9
4-7698-7028-0
税込価格 990円
頁数・縦 337P 16cm

商品内容

要旨

ロシア研究の第一人者が遺したプーチン論の決定版!「勝利をもたらす小さな戦争」の愛好者、その闘争哲学を人間学的アプローチで読み解く。

目次

はじめに プーチンを知る必要性
第1章 背景―日本とは対照的な地勢的環境
第2章 性格―自由を求め、かつ混沌を嫌う二面性
第3章 政治―「力は正義なり」が中央集権化を生む
第4章 外交―強い国にも強気、弱い国にも強気
第5章 軍事―不安ゆえの「過剰防衛」癖
第6章 交渉―交渉は闘争の手段
第7章 連続―体制変化で「新しい人間」は必ずしも生まれず
第8章 労働―資源依存症で働くことは大嫌い
第9章 技術―外国からの拝借思想の限界
第10章 社会―奇妙な結託、プーチンと国民は共犯者
おわりに 人間学的アプローチを超えて

出版社・メーカーコメント

クリミア、シリア、北朝鮮──世界激動のキーマンは戦争をどう捉えているのか。「勝利をもたらす小さな戦争」の愛好者、その闘争哲学を人間的アプローチで読み解く。

著者紹介

木村 汎 (キムラ ヒロシ)  
1936年生まれ。京都大学法学部卒。米コロンビア大学Ph.D.取得。北海道大学スラブ研究センター、国際日本文化研究センター、拓殖大学教授を経て、北海道大学および国際日本文化研究センター名誉教授。『遠い隣国―ロシアと日本』(世界思想社、2002年)で第14回アジア・太平洋賞大賞を受賞。第32回正論大賞受賞。2019年11月、歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)