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地元を生きる 沖縄的共同性の社会学

出版社名 ナカニシヤ出版
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-7795-1497-5
4-7795-1497-5
税込価格 3,520円
頁数・縦 439P 19cm

商品内容

要旨

階層格差という現実のなかで生きられる沖縄的共同性―。膨大なフィールドワークから浮かび上がる、教員、公務員、飲食業、建築労働者、風俗嬢…さまざまな人びとの「沖縄の人生」。

目次

序文―沖縄にとって「地元」とは何か
第1章 沖縄の階層と共同性
第2章 距離化―安定層の生活史
第3章 没入―中間層の共同体
第4章 排除1―不安定層の男たち
第5章 排除2―ひとりで生きる

著者紹介

岸 政彦 (キシ マサヒコ)  
1967年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。社会学。専門は沖縄、生活史、社会調査方法論。主な著作に『断片的なものの社会学』(朝日出版社、2015年、紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞)、『ビニール傘』(新潮社、2017年、第一五六回芥川賞候補、第三〇回三島賞候補)、『図書室』(新潮社、2019年、第三二回三島賞候補)など
打越 正行 (ウチコシ マサユキ)  
1979年生まれ。和光大学現代人間学部講師、特定非営利活動法人社会理論・動態研究所研究員。専門は、社会学、沖縄、参与観察
上原 健太郎 (ウエハラ ケンタロウ)  
1985年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科単位取得退学。博士(文学)。大阪国際大学人間科学部心理コミュニケーション学科講師。社会学。主な専門は沖縄の若者の就労問題
上間 陽子 (ウエマ ヨウコ)  
1972年生まれ、東京都立大学博士課程退学、琉球大学教育学研究科教授、専攻は教育学。これまで学校から逸脱する少年・少女や沖縄の貧困などについて学校内・学校外から調査してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)