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日本書紀「神代」の真実 邪馬台国からヤマト王権への系譜

ワニブックス|PLUS|新書 308

出版社名 ワニ・プラス
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-8470-6172-1
4-8470-6172-1
税込価格 990円
頁数・縦 213P 18cm

商品内容

要旨

“神話”は事実に基づいていた!天照大神も素戔鳴尊も大国主神も事代主神もモデルがいた?『日本書紀』を虚心坦懐に読み込むと、数々の“鍵”が見えてくる。果たして真実への扉を開くのは誰だ?

目次

序章 ヤマト王権の誕生
第1章 『日本書紀』が記す神代の事実
第2章 事代主神に託された神代解明の鍵
第3章 神代の真実への扉を開く
第4章 邪馬台国からヤマト王権へ
第5章 その後の事代主神

出版社・メーカーコメント

「天照大神の天岩屋戸隠れ」「素戔嗚尊八岐大蛇退治」「出雲の国譲り」「天孫降臨」「海幸山幸」……。多くの方が耳にしたことがある日本神話のタイトルである。 『日本書紀』は、神武天皇が初代天皇として即位される前の日本についても書き記している。天地開闢以来のさまざまな出来事であり、いろいろな個性(神性)を持った多くの神々が登場する。 これらの神話はすべて創作であるとされてきた。だが、本当にすべてが架空の物語な のだろうか。 本書は、神代の物語にも何か下敷きとなる出来事があった。さもなければ、これほど具体的で生き生きとした物語を紡ぐことはできない、と考える著者が、神代の真実の系譜を復元し、初代天皇の即位=ヤマト王権の誕生以前の日本で何が起きていたのかを解き明かす、意欲的で刺激的な一冊である。

著者紹介

伊藤 雅文 (イトウ マサフミ)  
昭和34(1959)年、兵庫県揖保郡(現たつの市)生まれ。広島大学文学部史学科西洋史学専攻卒業。歴史研究家。日本書紀研究会会員。全国邪馬台国連絡協議会会員。邪馬台国の会会員。平成26(2014)年8月、『陳寿の記した道里〜邪馬台国への方程式を解く〜』(ブックウェイ)を発刊。平成27年11月、季刊邪馬台国の論文募集において「伊都国記述に関する新解釈」で敢闘賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)