• 本

平和学入門 2

戦争を理解するための思考のドリル

出版社名 勁草書房
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-326-30294-9
4-326-30294-1
税込価格 3,080円
頁数・縦 243P 21cm
シリーズ名 平和学入門

商品内容

要旨

戦争は避けがたい必要悪ではなく、組織化された犯罪である。平和を考える上で避けて通れない「戦争」について、その定義や統計的データの意味を理解し、戦争を防ぐための仕組みを考察する。

目次

第1部 戦争を定義する(戦争の中立的定義
戦争の肯定的定義
戦争の否定的定義)
第2部 戦争の原因と結果(データから見る戦争
軍事支出と社会支出
戦争原因の文化人類学的説明など
戦争原因としての軍産官学労情民複合体
科学技術の発展と戦争の変化)
第3部 戦争を防ぐ仕組み(勢力均衡政策
集団安全保障と協調的安全保障
核の均衡)

著者紹介

多賀 秀敏 (タガ ヒデトシ)  
1949年、千葉県生まれ。1981年、早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。修士(法学)。新潟大学法学部助教授、同教授、早稲田大学社会科学総合学術院教授を経て、早稲田大学名誉教授。1978年から1981年まで日本平和学会事務局長、2002年から2005年まで北東アジア学会長。2009年から2013年まで早稲田大学社会科学総合学術院長。専門は、平和学および国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)