新型コロナはアートをどう変えるか
光文社新書 1094
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2020年10月 |
ISBNコード |
978-4-334-04501-2
(4-334-04501-4) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 242P 18cm |
商品内容
要旨 |
世界のアート市場は、新型コロナウイルス感染拡大前まで活況を呈していた。実際、中国を中心とする華僑・華人を含むアジア、並びに中東産油国の旺盛な購買意欲に牽引され、オークション・ベースだけでも七兆三〇〇〇億円(二〇一八年)に上っていた。しかし、新型コロナウイルスが風景を一変させた。このパンデミックはアート市場にどのような影響を与えているのか―。本書では、人類が疫病といかに対峙し、芸術をもって描出してきたのかを振り返るとともに、ウィズ/ポスト・コロナ時代のアート界について市場動向を中心に予測する。同時に、歴史的転換点を迎えた現在、様々なアーティストによる作品紹介を通じて、彼ら、彼女らの作品に込めた意図を探る。 |
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目次 |
第1章 芸術は疫病をどう描いてきたのか(アテネのペスト |