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「悪」が変えた世界史 下

ランドリューから毛沢東、ビン・ラーディンまで

出版社名 原書房
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-562-05852-5
4-562-05852-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 216P 20cm
シリーズ名 「悪」が変えた世界史

商品内容

要旨

それぞれの分野のスペシャリストである歴史研究者やジャーナリストが、ある種の悪のイメージの象徴となった歴史的人物たちに向きあい、決して単純ではない彼らの輪郭を描いた。人間が過去にいだいた、そして未来にいだくであろう恐怖を映しだす、まがまがしくも抗しがたい魅力を放つ20枚の肖像画である。

目次

11 ランドリュー ガンベの青ひげ(一八六九‐一九二二)
12 ラファエル・レオニダス・トルヒーヨ 熱帯の山羊(一八九一‐一九六一)
13 毛沢東 共産主義の食人鬼(一八九三‐一九七六)
14 ニコライ・エジョフ スターリンの「血まみれの小男」(一八九五‐一九四〇)
15 ラインハルト・ハイドリヒ 狼の目をしたナチ党員(一九〇四‐一九四二)
16 イディ・アミン・ダダ ウガンダの殺戮者(一九二三頃‐二〇〇三)
17 ポル・ポト 知られざる虐殺首謀者(一九二五‐一九九八)
18 チャールズ・マンソン 悪魔と化したヒッピー(一九三四‐二〇一七)
19 サッダーム・フセイン 現代のネブカドネザル(一九三七‐二〇〇六)
20 ビン・ラーディン 絶対悪の技師(一九五七‐二〇一一)

出版社・メーカーコメント

アミン・ダダ、ポル・ポト、チャールズ・マンソン…… 20世紀の専制的な独裁者、大量虐殺者、原理主義者など10名をとりあげている。狂気とイデオロギーを結びつけて、あらゆる過激に走った。 おそるべき人物、悪霊が近現代に集中していることは事実だ。

著者紹介

バタジオン,ヴィクトル (バタジオン,ヴィクトル)   Battaggion,Victor
ソルボンヌ大学で学んだ知識をもとに、幅広いメディアで活躍するジャーナリスト。歴史専門誌「イストリア」副編集長。2019年、ジュール・ミシュレ賞を受賞
神田 順子 (カンダ ジュンコ)  
フランス語通訳・翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業
松尾 真奈美 (マツオ マナミ)  
大阪大学文学部文学科仏文学専攻卒業。神戸女学院大学大学院文学研究科英文学専攻(通訳翻訳コース)修了。翻訳家
田辺 希久子 (タナベ キクコ)  
青山学院大学大学院国際政治経済研究科修了。翻訳家
清水 珠代 (シミズ タマヨ)  
上智大学文学部フランス文学科卒業。訳書多数
松永 りえ (マツナガ リエ)  
上智大学外国語学部フランス語学科卒業。訳書多数
村上 尚子 (ムラカミ ナオコ)  
東京大学教養学部教養学科フランス分科卒。フランス語翻訳家
濱田 英作 (ハマダ エイサク)  
早稲田大学大学院文学研究科東洋史専攻博士課程単位修得。国士舘大学21世紀アジア学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)