• 本

ピグマリオンの涙

出版社名 祥伝社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-396-63599-2
4-396-63599-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 270P 20cm

商品内容

要旨

フリーライターの南比奈子が取材することになったのは、伝説の映画プロデューサー、上野重蔵。彼には不可解な謎があった。文芸映画の巨匠として名を馳せていた五十数年前に突如、表舞台から姿を消したのだ。数年後、映画界に再登場したのは、なんとポルノの製作者としてだった―。取材の中で比奈子は、上野が製作したという邦画史上存在しないはずの映画の存在を知る。百年に一度の女優のデビュー作となるはずだった本作が、完成後、上映取りやめになったことも。取材を続けるうちに、上野重蔵という男と幻の映画の全貌が次第に明らかになっていく―。

著者紹介

阿木 慎太郎 (アギ シンタロウ)  
1939年、東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、東宝に勤務、東宝映画取締役を経る。75年『愛と憎しみの宴』で文壇デビュー。以後、アクション、ハードボイルド小説などで活躍。累計111万部を突破したベストセラー「闇の警視」シリーズ(祥伝社文庫)はじめ、リアリティに溢れるエンターテインメント作品の執筆を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)