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私の人間論 福田恆存覚書

出版社名 ビジネス社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-8284-2222-0
4-8284-2222-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 287P 19cm

商品内容

要旨

負けなしの論争家で知られる福田恆存の生涯は逆境続きだった。戦時下は職を転々とし、戦後は平和論論争で論壇から「村八分」にされた。国語問題の敗北、劇団の分裂騒動、晩年は脳梗塞を患いながら、それでも「生来のオプティミズム」を手放さなかったあの強靱な精神はどこから生まれたのか。なぜかくも人を愛せたのか。その秘密がみえてくる。

目次

全集覚書
評論集後書(芸術とはなにか
人間・この劇的なるもの
作家論
日本および日本人
一度は考へておくべき事
平和の理念
言葉とはなにか)

出版社・メーカーコメント

負けなしの論争家で知られる福田恆存の生涯は逆境続きだった。 戦時下は職を転々とし、戦後は平和論論争で論壇から「村八分」にされた。 国語問題の敗北、劇団の分裂騒動、晩年は脳梗塞を患いながら、それでも「生来のオプティミズム」を手放さなかったあの強靭な精神はどこから生まれたのか。なぜかくも人を愛せたのか。その秘密が見えてくる知られざる自伝があった! 晩年に平易な文章で語った昭和の時代

著者紹介

福田 恆存 (フクダ ツネアリ)  
1912年、東京生まれ。36年、東京帝国大学文学部英文科卒業後、本格的な文筆活動に入り、保守主義の論客として、また演劇、翻訳など多岐にわたり活躍。演劇人としては、63年、現代演劇協会を設立し、劇団雲および欅(のちに統合して劇団昴)を主宰。主な戯曲に『キティ颱風』『総統いまだ死せず』など。53年に『龍を撫でた男』で読売文学賞、55年、『シェイクスピア全集』の訳業で岸田演劇賞、56年、『ハムレット』の新訳新演出で芸術選奨文部大臣賞、71年、『総統いまだ死せず』で日本文学大賞。94年、82歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)