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砂戦争 知られざる資源争奪戦

角川新書 K−338

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-04-082363-8
4-04-082363-X
税込価格 990円
頁数・縦 250P 18cm

商品内容

要旨

文明社会を支えるビルや道路、パソコンの半導体などの原料は、実は砂だ。現在、地球規模で都市化が進んでおり、すでに砂の争奪戦が始まっている。にもかかわらず国際的な条約はなく、違法採掘が横行。マフィアが暗躍し、殺人事件まで起きている。人間の果てしない欲望と砂資源の今を、環境問題の第一人者が緊急レポートする。

目次

第1章 砂のコモンズの悲劇
第2章 資源略奪の現場から
第3章 砂はどこからきたのか
第4章 砂マフィアの暗躍
第5章 白砂青松はどうしてできたのか
第6章 今後の砂問題

出版社・メーカーコメント

ビルも道路も埋立地も……文明を推進する「砂」の争奪戦が始まっている世界中で都市化が進み、超高層ビルが次々に建設されている。実はビルの7割は砂だ。すでに砂は枯渇ぎみであり、巨大利権をめぐってマフィアが暗躍、殺人事件も起きている。新たな資源争奪の現場をいち早く報告する。

著者紹介

石 弘之 (イシ ヒロユキ)  
1940年東京都生まれ。東京大学卒業後、朝日新聞社に入社。ニューヨーク特派員、編集委員などを経て退社。国連環境計画上級顧問。96年より東京大学大学院教授、ザンビア特命全権大使、北海道大学大学院教授、東京農業大学教授を歴任。この間、国際協力事業団参与、東中欧環境センター理事などを兼務。国連ボーマ賞、国連グローバル500賞、毎日出版文化賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)