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うんこの博物学 糞尿から見る人類の文化と歴史

出版社名 作品社
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-86182-821-8
4-86182-821-X
税込価格 3,190円
頁数・縦 400P 20cm

商品内容

要旨

排泄とは、生存の条件であり、嫌悪の対象であり、笑いのネタであり、そして秘密の快楽でもある。本書は、エジプトや中国の古代文明から現代までの、古今東西のトイレと後始末、排泄物処理の文化と歴史、さらに生理的メカニズムから、浣腸から食糞、さらにスカトロ・フェチまでを対象にし、文化的・歴史学的・環境学的・生理学的な博覧強記をもって、ユーモアを交えながら、膨大な図版とともに「人類と糞尿」という壮大なるタブーに迫ったものである。

目次

第1章 秘密の快感―今なお残るタブー
第2章 なぜ汚いと思うのか―排泄と洗浄の歴史
第3章 トイレと孤独の喜び
第4章 いかにウンコは作られるのか
第5章 すぐれたウンコとは
第6章 我慢と解放感
第7章 ブラウン・ゴールド―ウンコはいかに利用されてきたか
第8章 情報伝達手段としてのウンコ
第9章 おしっことおなら
第10章 快楽と創造の源としてのウンコ

著者紹介

デッケルス,ミダス (デッケルス,ミダス)   Dekkers,Midas
オランダの生物学者。1946年生まれ。オランダでは、テレビやラジオの動物番組のコメンテーターとしても有名。学生時代からさまざまな媒体に生物に関する記事を書き、子ども向け、若者向け、さらにはフィクション作品も含めて、非常に多くの著作がある。いずれも、鋭い観察と確たる知識に裏打ちされた科学的なストーリーを、ユーモアに満ちた語り口で紡いだ親しみやすい作品で、世界各国で翻訳されており、死や肉体の腐敗をテーマにした作品、スポーツや運動をテーマにした作品、子どもを持つことをテーマにした作品などは、世界的なベストセラーとなっている
山本 規雄 (ヤマモト ノリオ)  
1967年、東京都生まれ。出版社等勤務を経て、現在、翻訳業・編集業に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)