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信心の書『歎異抄』講座 自己をみつめ、弥陀の本願に出遇う

出版社名 大法輪閣
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-8046-1431-1
4-8046-1431-1
税込価格 2,530円
頁数・縦 276P 19cm

商品内容

要旨

“信”なき現代へ。嘘、嫉妬、偽善、プライド…悪へと傾く心を欠けることなく具えている「悪人」とは、他ならぬ自分自身であると深く頷く“信”が生じるその時、現在を生ききる“救い”が成就するのだ。「よきひと」との出遇いが開く、親鸞・浄土真宗における信の内実を解き明かす!

目次

『歎異抄』“原文”と“現代語訳”
いま、なぜ『歎異抄』なのか
『歎異抄』の基礎知識
『歎異抄』の内容―各条の要約
『歎異抄』に見られる親鸞の信仰と救い
『歎異抄』と悪人正機
『歎異抄』と「他力」の教え
追善供養と念仏
「無碍の一道」とは何か
『歎異抄』に見える親鸞の人間的魅力
『歎異抄』はカルト宗教を否定する
声に出して読みたい『歎異抄』の名言(一)
声に出して読みたい『歎異抄』の名言(二)
声に出して読みたい『歎異抄』の名言(三)
声に出して読みたい『歎異抄』の名言(四)
清沢満之と『歎異抄』
近角常観と暁烏敏の『歎異抄』観
金子大栄と曽我量深の『歎異抄』観
現代人と『歎異抄』

著者紹介

三明 智彰 (ミハル トシアキ)  
1954年、弘前市に生まれる。早稲田大学教育学部・国語国文学科卒、東京大谷専修学院卒、大谷大学大学院文学研究科・真宗学専攻博士後期課程単位取得満期退学。大谷大学助教授、愛知新城大谷大学教授・社会福祉学部長、九州大谷短期大学副学長を経て、九州大谷短期大学学長。九州大谷真宗研究所所長。明教寺前住職。量深学場主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)