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弔辞

出版社名 講談社
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-06-521515-9
4-06-521515-3
税込価格 1,000円
頁数・縦 190P 18cm

商品内容

要旨

芸論から人生論・世界観まで―この年になって、今、俺が考えていること。ビートたけし「自分への生前弔辞」

目次

第1章 あのころのテレビ(テレビに始まりコロナで変わる―漫才と芸人について
『全員集合』を潰すための秘策―『ひょうきん族』と志村けんについて
さんまとタモリに関するホンネ―俺以外の「ビッグ3」について
俺が考えた史上最悪の企画を語ろう―黄金期のテレビ番組について
有料化以外に生き残る道はない―テレビ番組の末路について)
第2章 人間ってやつは(いくつになっても忘れない母親の教え―カネと貧乏について
ささやかな幸せがあれば、なんとか生きていける―ありし日の家族について
学生運動で思い知った「親の情」と「人間の限界」―学生活動家について
「人間って結局わりと平等なんじゃないか」説―人生の平等・不平等について
働くことに理由なんて要るのか?―労働と仕事について)
第3章 お笑いの哲学(芸人にとって最強の武器とは何か―たけし本気の芸論1
「人間は欠陥品だ。だから笑うんだ」という深い話―たけし本気の芸論2
エンターテインメントには寿命がある―たけし本気の芸論3
「師匠と弟子」って面倒だけど、そこまで悪くないぜ―たけし本気の芸論4
自分の過去の芸にこだわってはいけない―たけし本気の芸論5)
第4章 さよなら古い世界(政治に何かを期待するほうが間違っている―永田町と安倍政権について
トランプが負けても支持される理由―歪んだアメリカについて
科学と神様と人間の三角関係―テクノロジーについて
誰もが気づかない「システム」の恐ろしさ―欠陥だらけの資本主義について
ビートたけしはつまらなくなったのか?―芸人ビートたけしについて)

著者紹介

ビートたけし (ビートタケシ)  
北野武。1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」の落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HABA‐BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)